捨てられる土地と家

全国で空き地・空き家が急増し、登記簿などの情報を見て直ちに所有者に辿り着くことが難しい所有者不明の物件が増えています。所有者不明の土地にいたっては合計すると830㎢という、九州の面積を超える広さに。これまで価値があるとされてきた不動産ですが、マイナス価値の「負動産」と化しているのが現状です。
本書は、その実情──空き家や空き地の実態と発生理由──から、現状講じられている対策と一部ビジネスとして立ち上がっている事例、根本的な対策としてのまちづくり問題、空き家や所有権に関わる新たなルールの提案まで、実態と対処法をわかりやすく描いた1冊です。

 

担当:翻訳・編集・DTP
版元:ウェッジ
刊行:2018/6/29