見た目は東海道・山陽新幹線の700系にとてもよく似た、台湾の高速鉄道。実はすべてが日本からの技術移転ではありません。一度は欧州の方式で決まりかけた台湾の高速鉄道プロジェクトは、紆余曲折を経て「ベストミックス」という美名の下、日本と欧州の方式を混在させて開業しました。しかしそれは、開業の遅れや日本の技術支援の大きな障害の原因ともなっていたのです。実際に台湾での技術支援に携わってきた著者は、「新幹線は、経験工学に基づいて構築されたシステムインテグレーションの所産だ」いいます。新幹線という壮大な「システム」を、「多国籍軍」の台湾高速鉄道の人々はどのように受け止め、取り入れたのでしょうか。その顛末を技術的な解説をまじえて紹介します。海外への技術支援のあり方について の豊富な示唆を含む1冊です。
(amazonから引用)

 

担当:DTP
版元:ウェッジ
刊行:2018/2/16