長く日本では、社員は毎日まじめに働いているようにみえても、企業業績は低迷し、社内に不安と閉塞感が漂っている企業が多い状況に陥っている。

この根本的な原因の一つは、日本企業の標準的な人事制度が有効に機能していないからであり、そのために、ビジネスへの感度が低くなる、社員が会社にしがみつく、などの問題が起きている。

人事制度こそが働く人たちの考え方と行動を変えるという著者は、その根本をおカネと思想であるとし、おカネの面では、長期雇用を長期債権・債務の関係としてとらえた上で、「リスク付随型雇用」への変更を提案する。

一方で、人はおカネだけでは動かないとも語り、人事制度を支える思想についても同様に重要で、人を惹きつける魅力がなくてはならないとする。

海外勤務経験も持つ著者は、それを「共感の時代」というコンセプトに整理し、グローバル化にも適応可能な制度を提案する。

今、そしてこれからの時代の社会的・経済的環境を踏まえた人事制度・体系を示す。
(amazonから引用)

 

担当:DTP
版元:白桃書房
刊行:2015/11/30