小さなパン屋が社会を変える

被災地に、「パン・アキモト」の秋元社長と「パンの缶詰」を見かけないことは、ほぼない。
阪神・淡路大震災の被災者の声から生まれた、世界初「パンの缶詰」をめぐる感動のノンフィクション。
那須高原麓にある「パン・アキモト」は、創業70年。96年に発売をスタートさせた、防腐剤無添加・3年間保存 可能な「パンの缶詰」で、全国から注目を集め続けています。
秋元社長は、災害が起きると国内外問わず、企業、学校、自治体、NGOなどと即時に連携をとり、「パンの缶詰」を無償提供し続けています。その数、国内は15万缶以上、海外は22万缶以上と驚異的な数。また、この「パンの缶詰」を使って、海外の飢餓地域を救う仕組みまで作ったのです。
本書は、社長や働く社員、さらに協力を惜しまない企業、学校、NGOへのインタビューを通して、様々な組織や人を巻き込んで、仕組みを作ること、また利益を上げ、社会貢献するという「これからの働き方」を伝える1冊です。

 

担当:DTP
版元:ウェッジ
刊行:2018/10/31